いのちの自然塾2024 レポート

いのちの自然塾2024 
知りたい!お産のこと 〜産む と 生まれる〜
2024年4月7日(日) 吉祥寺の古い家にて開催

アースマンシップの2024年は「いのちの自然塾」でスタートしました。
4月7日(日)10代から40代までの男女が色々な場所から吉祥寺の古い家に集まってくださり、笑いとたくさんの気づきに溢れた時間を持つことができました。久しぶりに現役の助産師さんや看護師さんの参加があったのも嬉しかったです。
「いのちの自然塾」は2002年に始まりましたが、細々とでも続けてきて良かったなと思えた1日でした。
この講座を開くたびに、お産の感動がリアルに蘇ってきて幸せな気持ちになります。お産が楽しいなんて、ノーテンキなことを言っている人がいるよと言われることもあるのですが、でもこれは私にとっては真実なので、これからも伝え続けたいと思います。そしてその楽しいの基に、人として生きるためにとても大切なことがしっかり存在することも伝えていきたいと思います。
そんな決意を改めて持つことができたのも、参加してくださるみなさまがいるからこそ。
ほんとうにありがとうございました。

岡田直子

参加者の感想

幸せな時間をありがとうございました。お産のメカニズムから体験談を通して、エネルギーの爆発や赤ちゃんのパワーの素晴らしさを改めて感じることができました。生命力を信じてその力を支えていく「自然」に寄り添った出産がお母さんと赤ちゃんにとってどれだけ良い効果があって素晴らしいものなのかが分かりました。私も機会があればそのようなお産をしたいですし、このような考えが尊重してもらえる場が続いてほしいと思いました。また、このような考え方をもっと多くの人と共有したいです(広まって欲しいです)。

私はつわりきついなぁとか、妊娠後期お腹張って辛いなとか思ってしまった妊娠時代だったので、もっとポジティブに考えられたのでは? を考えたくて本日参加しました。
いろいろな話を聞いて、やっぱりお産は神秘だなと思ったのと、赤ちゃんと自分の力を 信じることの大切さを感じました。「私が何をしなくてもこの子は育つ」の言葉にも勇気をもらいました。またお産をすることがあったら、もっと楽しめるんじゃないかとワクワクしています。

本日は参加させていただきありがとうございました。僕はまだお産に立ち会う機会はありませんが、いつか自分にも関わることがあるため今回参加させてもらいました。
お産について正直辛いことというイメージが強くありました。今日の話もいかにその辛いことを乗り切るかと言うことがテーマなのかと思っていました。それが聞いてびっくり。楽しかったとあんな笑顔で言っている人がいるとは思ってもいませんでした。
人間のあるがままにお産をすることがどれだけ大切か、どれだけ素晴らしいことかを聞くことができて、とても楽しく充実した時間を過ごすことができました。今度母に自分が産んだときのことを聞いてみます。

今日は貴重な時間をありがとうございました。2度出産をしましたが、ひとりの人がたまたまお腹に来てくれて、たまたまお腹で育ってくれて、生まれてくれて、育っていくという感覚で、「自分のお産」と思うことができず不思議な気持ちをずっと持っていました。 でも、主人公は赤ちゃんというお話や、「つくる」と言うことへの違和感へのお話を聞いて、少し気持ちが軽くなりました。自分のことも、子供のことも、信じて生きていくことを改めて心しながら生活したいです。

今日はありがとうございました。お話を聞いて、少し難しい部分があったけど、前よりも少し「お産」 のことが自分の身近にあるものなんだなと思いました。

めちゃめちゃ面白かったー!!というのが一番の感想です。こんなにポジティブに、ウキウキワクワクとお産の話を聞ける機会は初めてでした。こんなに笑うと思わなかった 笑
「妊娠・出産=未知だからこそ不安でこわいもの」というイメージがありましたが、今日の講座を受けて、いつか来るかもしれないお産の体験が純粋に楽しみになりました💕
帰ったら自分の母に、自分が生まれた時のことを聞いてみようと思います。
一般的なお産ではなく、こうして一人ひとりの多様なお産の体験記が聞ける機会がもっと増えるといいなー!と思いました。素敵な機会をありがとうございました💕

いのちが元々持っているエネルギーの強さ、神秘さを感じました。
それを信じるだけでいいこと、育ちも親や大人が何か特別な環境を用意したり、働きかけたりしなくてはならないのではなく、自分で育っていくことに任せることを学びました。
医療の力で身体の気づきの機会を奪ってしまうのはもったいないことだと思いました。
淳さんからの体験も聞けて大変面白かったです。
痛み=必ずしもネガティブなものでなく、前向きな痛み、エネルギーが生まれ出てくることに伴うものと、細胞の病み、傷みからくるものを分けてとらえる必要があることも、とても納得感がありました。自分の、みんなの命の受け止め、捉え方が変わりました。ありがとうございました。

これまで出産は痛いこと、辛いことという認識がありましたが、陣痛も含めて、赤ちゃんのエネルギーが生み出した、とてもポジティブなものという認識に変わりました。貴重な機会をいただきありがとうございました。

病院での妊産婦さんとの関わりだと、安静にしておかないといけない方なども多く、行動が制限されている方も多くいるなと感じます。産婦さんも産ませてもらおうと思っている人が多くて、どう分娩が進んでいるのかわからない人もいて、気持ちも体に追いついていない人がたくさんいます。そんな人たちに、本能で、自分の身体の中で起きている出来事に向き合ってもらえるように関わっていきたいなと思いました。
お産の時のイメージばかりが先行して、痛い・辛いと思う人が増えているので、お産って楽しい!ハッピーって話す人が増えたり、こういう場が増えていくことも、お産を知るきっかけができていいなと思いました。

本日は非常に楽しいお話が聞けてよかったです。
人間の本能と未来の力を信じることが大事というのを再確認できて嬉しかったです。
自然に計算された摂理は、人間の理性をはるかに超えるので、ありのままを尊重したいと思います。主役は赤ちゃんということで、しっかりコミュニケーションを取っていきます。
ありがとうございました。

お産には「痛い」や「怖い」というイメージが強かったのですが、主役は赤ちゃんであって、陣痛にも意味があることを学んで、あぁ今まで表面的に怖がっていたんだなと思いました。
みなさんがあまりにも楽しそうにお産のことを話されるので、そういう人たちがもっと増えてほしいですし、そうすればお産を経験したい!という人も増えると思います。
シェアリングタイムで参加者の方たちとお話しできたのもよかったです。パートナーと参加されている方も多かったので、次は私もパートナーと参加できたらいいなと思いました。

まず何よりお伝えしたいことは、お産のことをポジティブに伝える活動を続けてくださって本当にありがとうございます。
私は今 妊娠4ヶ月で、あまりにも余計な情報が多くて、その一方で本当に欲しい情報に辿りつけなくて、流されるように日々を過ごしていました。
3人のお話を聞けて、お産についてもっと向き合いたいと思い直しました。それと同時に、これから待っている未来がとても楽しみになりました。
現代はあまりにもセカセカしていて、常に急いでいるように感じていましたが、自分もその渦中にいると、だんだん本当に大切なものを見失いそうになるなと思いました。
今日はこの場に足を運んで、3人のお話を聞いて、参加者の皆さんとお話をして、自分の元々の価値観を思い出した気がします。本当にありがとうございました。

とっても楽しかったです!!
助産師をやればやるほど、自然の流れや地球の風や空気を感じ、人間の力ではコントロールできないことがたくさんある、そんなことを感じてきた中で、近年は施設でも、自治体でも、コンプライアンスの時代を感じ、面倒に感じることが増えてきました。大切なことがたくさんあるのに、伝えることも難しい状況がある近年、少し疲れてきて、今年度は少し仕事のボリュームを落とそうと思い、そのタイミングで今日は来ました。原点に戻りたい時に土屋さんと話すとホッとして、楽しい気持ちが回復しますが、岡田さんご夫婦の話も楽しくてたくさん笑いました。今日はありがとうございました。

今年も参加できて本当に良かったです!(この講座に参加することが)私たち夫婦の毎年恒例の行事となっています。
同じ話を聞いているはずなのに、毎回新しい学びがあり、子どもを迎えることが、予定もない今からでもとても楽しみです。
昨年参加した際は「そろそろかな〜」という、まだフワッとして状態でしたが、今年はより強く「早く会いたい」という気持ちになっています。直さんや土屋さん、そして淳さんのお話を聞いて、私たちの時の話を早くしたいです。

3年連続で参加していますが、今年が一番良かったなって感じます。
それは皆さんのお話はもちろん素敵で、大切で、学びが多いもので、それに加えて、自分の人生の移ろいもあってのこと。
この一年、夫婦でいろんなことを経験して、命が、赤ちゃんが生まれるってなんて奇跡なんだろうってことを、あらゆる命に役割があるのだなってことを、深く感じた、そんな時間があったからこそ。
人生の移ろいと共に、同じ話でも感じることが劇的に変わる。大切な会だなって改めて思いました。
今日特に印象に残ったことが2つあって。
ひとつは陣痛の起こり方も、母乳の出るタイミングも、お産にかかる時間も、お産の中で起こるあらゆることに理由が、意味があるんだということ。
もうひとつは、母乳が出るまで赤ちゃんがいっぱい試行錯誤して、ようやく母乳が出るようになるってこと。
人生最初の最大の乗り越える体験。生きる力の根源的体験すぎるなと。その経験無くしてどうなっちゃうんだろうって。本当に生まれるってすごい。赤ちゃんの生きようとする力ってすごい。
今日もたくさんの感激と笑いと学びをありがとうございました。

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