いのちの自然塾2025 レポートと参加者の感想

2025年4月27日(日) 吉祥寺の古い家にて開催

まずは、今年も「いのちの自然塾」が開催できたことを「心からありがとうございます」という気持ちです。
お天気も良くて、いろいろな場所から集まってくださった14名のみなさまと、人として生きていく上で大切なことを共有できた喜びを感じています。
ますます生きにくさを感じる社会になり、子どもを産むということや家族を持つということに対して、不安やしんどさや面倒臭さを感じる人も増えてきている今、「いのち」ってなんだ?「産む」ってなんだ? そして「生まれる」を忘れてないか?という問いかけを続けることの大切さをあらためて思いました。
また、「お産」から学べることの広さと深さは、まさに「全体を学ぶ学校」でアースマンシップが伝えたい「すべてのものはすべてのものと繋がっている」ことをはっきりと表していると感じ力を得ました。

参加者の皆さんが私たちの話を楽しんでくださることも嬉しいですが、最後の小グループでのシェアリングで、おひとりおひとりが、嬉しいことも楽しいことも不安なことも、全てを自分の言葉でお話しされている様子がとても嬉しく、本当にやって良かったと思いました。リアルに人と対面して思いをシェアする時間の大切さを教えてもらった気がします。

参加してくださったみなさま、この講座をお知り合いに伝えてくださったみなさま、一緒にこの講座を続けてくださっている土屋麻由美さん、ほんとうにありがとうございました。
そして今年参加できなかったみなさま、ぜひ来年のご参加をお待ちしています!

岡田直子

参加者の感想

出産に関してのメカニズムなど大雑把な理解にとどまっていたので、今回実体験と合わせて知れてよかったです。
産むということに対して責任などを意識するあまり躊躇することもありましたが、今回背中を押してもらえて嬉しかったです。

子どもを産む決心がつかず、何かきっかけがあればと思い(友人に紹介してもらい)夫と参加させていただきました。
まず、自分のことしか考えていなかったことに気づかされ、主役は子ども、子どもを起点に展開していきたいなと思えたことがとても大きかったです。自分を大切にすることも同時に進行することだなと思えました。
最後話し合いで個人的な不安も話させてもらい、お言葉をもらえたこと大変感謝しています。ありがとうございました。授かったということは大丈夫ということ。もし授かったら自信を持ちたいです。
産む、生まれることは生きることだなと感じました。

あらためて自分の身体を愛おしく感じることができました。
いつか私も妊娠、出産、子育てをする日が来ることを願います。
みんな塩粒くらいの大きさだったんだなと思うと、命の神秘さに胸が熱くなりました。

本日は「いのちの自然塾」に参加させていただきありがとうございました。
お産についてお話を伺い、生まれることの奇跡を感じました。いつか私も赤ちゃんができたらなと思っていて。
本日お話の中で、お母さんは赤ちゃんが生まれてくる環境を整えること、主人公は赤ちゃんだというお話が印象的でした。どうしても自分が産むというふうに考えてしまいがちだったと気づくことができました。生まれてくる赤ちゃんを信じること、育てないと、教えないと、と不安に思わないこと、大切にしたいなと思いました。
また自分自身の身体と仲良くなること、身体、心の声を聞くことも大切にしていきたいと思いました。
本日は本当にありがとうございました。

出産を子ども目線で考える、子どもの力を信じる、出産の楽しさなど、自分がこれまで思っていた出産のイメージと全く違うものが得られました。言葉だけではとらえられない感覚、命の力、感じ、大切にしていきたいと思いました。
終わった後のアウトプット、交流の時間がとても楽しかった。

可能な限り自然なお産を と、そんな漠然とした理想のお産のイメージでしたが、直子さん、淳さん、土屋さんのそれぞれのお話を聞いて、自分と赤ちゃんのお産はどんな時間になるだろうかとますます楽しみになりました。
赤ちゃんを主人公に考えるバースプランを計画するのが楽しみにもなりました。私自身は夫の立会いはいらない!と思っていましたが、今回参加して考えが変わりました。パートナーの視点のお産を聞きたいなぁと。
きっと思い描いているようにいかないでしょうから、自然に身を任せて、赤ちゃんを迎えられたらいいなと改めて思うことができました。
素敵な時間をありがとうございました。

妊娠出産については、自分が実際に妊娠について考え始めた時に調べたり知識をつけようと思ったので、ここ1、 2年で意識しました。それまでは深く考えず、病院で無痛分娩にしようとぼんやり考えていました。しかし色々と調べ始めると、妊娠すること自体から自分の体と向き合うようになり、改めて食事や運動など心身の健康に気を遣い、科学に頼りすぎない自らの力、自然の持つ力に関心を持ち、友人に声をかけてもらったことをきっかけに参加させていただきました。
前置きが長くなりましたが、自分の中でモヤっとしていたことがお話を聞いて何かしっくりなじむことがあり、赤ちゃんの力を信じて自然分娩に挑戦してみようという気持ちに変わりました。また出産に対しての不安や、出産は女性が苦労するものというネガティブなイメージから、家族全員のイベントなんだという意識になり、今回参加できなかったパートナーとも共有して、楽しみに前向きに過ごしたいと思います。
本日は貴重な体験、時間を過ごさせていただき本当にありがとうございました。

1、2年前から、自分の体の変化にさらに気づくようになり、平熱が高くなっていた気がしたり、高温期(生理前)というものを知らなかった事に気づいたり、そもそも女性としての体のことを何も知らないことに気付き始めました。
お産は「母親」ではなく「子」が主役である。子によってお産がどんなものになるかわからないこと。この一連の流れの中で「わたし」という存在ができるのは、観察しながら「ゆだねる」ことなのだと、ストレートな言葉で聞くことができて本当に今回参加して良かったです。
動物的感覚に戻ること、それでいいのだと、もっと今日聞いたたくさんのヒントを同世代の人たちにも伝えたい、共に考えていきたいと思いました。
ともかくお産に対して起きることが起きるなら「大丈夫」という温かなメッセージが印象に残っています。
今年もこういう場を開いてくださってありがとうございました。背中を押してもらった気がします。いつか母になる時が来たら思い出そうと思います。

栄養士として妊娠出産の過程は学術として学んでおりましたが、体験されたお話をお伺いする中で、実際を想像しながら生きた学びを得ることができました。知る、話し合う中で、自身を大切にしていきたい、そのための選択が行える準備をしていきたいと思いました。

本当に参加させていただけて良かったです。
言葉にするには早すぎるというか、もったいないと思える豊かな時間でした。
お産のことから、いのちのこと、生きること、死ぬこと、教育のこと、看護のこと、言葉のこと…
地球に生まれて生きている存在に関するさまざまなことを熟熟と思考できた時間でした。
今日このような場があると知れて、実際に私も参加させていただけて幸せでした。
今日出会えて感じられたことをこれからも考え続けていきたいです。

とても面白かったです。2回目なので知っている話と思いきや、産前は緊張感があったのか、今回は前よりもリラックスして楽しむことができました。
改めて「お産の主人公は赤ちゃん」という認識を持つことの大切さを感じました。全ては赤ちゃんのため。そう思うと自分(妊婦・母親)のことを大切に扱ってあげることも同時に大切なことだなと思います。ついつい自分のことを雑に扱ってしまうこともありますが、「赤ちゃんファースト!!」と思うと、自然と自分の命のことも大切にできるんだなと思います。
去年こちらに参加して、そこから人生が変わりました。自然なお産を経て、本来の自分を取り戻し、とても生きやすくなりました。本当に素晴らしいお話会を続けてくださってありがとうございます。

お産のお話を聞いていて、私の弟の出産に立ち会った事を思い浮かべながら過ごしていました。
当時小学校3年生でしたが、母の陣痛の記録役でした。
私にとってお産は、数年後機会があれば良いなという気持ちでいますが、もしその機会が訪れたら、怖がらずに、赤ちゃんのペースを楽しむ気持ちでその時間を過ごしてみたいです。よりお産に対して楽しみになりました。また、それぞれのお産の体験談をお聞きすることができて、とても貴重な時間でした。ありがとうございました。

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