全体を学ぶ学校2024 第1回 地元学〜奥多摩の歴史と文化を知る

地球と連動し 自然の一部として生きてきた世界各地の先住民。
日本にもアイヌをはじめ いろいろな先住民と考えられる人々が存在します。
そんなことを考えていた時にふと思いました。
自分たちのいる関東の地にも 自然と共に生きてきた人がいるのではないか。
そして思い出したのが その昔
アースマンシップのフィールド「風の谷」の持ち主である原島幹典さんが 言われたこと。

「この辺りは昔 修験者がたくさん滞在していたであろうと言われています」

アースマンシップのフィールドで火を囲んでいると
昔 ここに山の部族がいたんじゃないか
という想いが湧いてくるのですが
原島さんから聞いたこの話は
その想いがまんざら妄想ではないことを裏付けているようで
なんともワクワクします。
山岳信仰、修験者、山の神など、いろいろなキーワードが思い浮かぶこの地には
もしかすると薬草などを使って生活していたサンカのような人たちがいたのかもしれません。


そんないろいろな想像を膨らませながら
この奥多摩で育ち 林業や地域社会のことに詳しい原島幹典さんと共に
知っているようで知らない東京の奥地・奥多摩の不思議な魅力に迫りたいと思います。

フィールド「風の谷」を全身で楽しむ時間もご用意します。
都市生活で閉じがちな感覚を開き、私たちの生き方と重ね合わせて
日本の過去と未来に思いを馳せる時間をご一緒しましょう。

お申込みはこちら

「全体を学ぶ学校」って?

自分たちが今まで学んできた知識をつなぎ合わせる時間と空間です。
頭だけでなく、手も、足も、心も、自分の全体を使って、すべての いのち が、すべての事がらが、お互いに関係し合い、存在していることを腑に落としていきます。
つながりを知ることで、今まで学んできたいろいろがより生きたものとして自分の中で育ち、あなたの世界を広げます。それは自分の根を育て、いのちの基を作る作業でもあります。
楽しくワクワクしながら自分を育てる場所。自分の生き方を見つける場所。それが 「全体を学ぶ学校」 です。

と き

2024年6月2日(日) 9:30〜16:30ごろ

集合はJR青梅線奥多摩駅です。
*集合解散の場所と時間、催行決定時期他 詳細はお申込みいただいた方に直接お知らせします。
*雨天決行 ただし荒天の場合は中止 

ところ

Earthmanshipのフィールド 風の谷 
東京都 奥多摩町
*静かな自然の渓谷で野生動物と自分たちだけのプライベートな空間です。

内容

■初夏の奥多摩の自然を楽しみ味わう。
■地元学 対談ーアースマンシップのフィールド「風の谷」の持ち主でもある原島幹典さんとアースマンシップ代表の岡田淳が奥多摩の歴史や文化、過去と未来について語り合います。
■自分に戻る自由な時間〜思いっきり深呼吸してリラックス。自分へのご褒美の時間でもあります。
■野外料理を楽しみ味わうーみんなでカレーを作ります。薪でごはんも炊きましょう!

講師

原島幹典(森林インストラクター)

1957年奥多摩生れ。
東京農業大学農学部林学科卒業後、生家の林業経営に携わる。
地元企業に就職、父親の死後退社し、実家の事業を継承。
森林ボランティアの育成支援、地域振興活動等を経て、2007年より2019年まで岐阜県立森林文化アカデミーにて教員を務める。
現在は「奥多摩・都民の森」林業体験インストラクター、林野庁「緑の雇用」新規就労者育成研修講師等を務める。

岡田 淳(NPO法人アースマンシップ)

自由学園 最高学部を卒業後、アメリカ・ユタ州立大学で環境学を、
コロラド・アウトワ-ドバウンド・スク-ルで野外教育を、
トラッカ-スク-ルで先住民の教えを学ぶ。
帰国後は環境学、森林学、サバイバル技術、アウトドアスポーツ、先住民文化、武道など
幅広い分野で長く指導を続けている。
野生動物的感覚の持ち主。

この他にアースマンシップのスタッフがサポートします。

※講師や講座内容はその時に最もふさわしいことを提供するため変更となる場合もありますことをあらかじめご了承ください。

対象と定員

高校対象年齢以上の方  15名程度

参加費  

 ¥10,000  *昼食つき
   
■講習料、道具貸出料、山林使用料、昼食の食材費、保険料を含みます。
■昼食の材料は有機無農薬または低農薬、添加物の入っていないもので、自然の摂理に逆らわずに作られたいい食材を使用しますので、素材本来のおいしさを味わっていただけます。
■この参加費はアースマンシップの活動趣旨に賛同してくださっているサポーターの皆様からの寄附金の補助を受けて、本来かかる費用より安く設定されています。

◆お伝えしたいこと◆
設定されている参加費は、このプログラムを実現するために必要な経費全てをまかなえる金額ではありません。
参加費がこの金額に設定できているのは、これを準備するための労力の寄付(ボランティア・ワーク)や、施設の無償提供、支援者からのサポートなどによって実現しています。
本来 教育は国などの助成があって初めて成り立つ職種です。
それを個人、あるいは小さなNPOが実現するためには、多くのボランティア・スピリットと趣旨に賛同しサポートしてくださる方の支援が不可欠です。
この学校が多くの方の役に立つ場として在り続けるために、「全体を学ぶ学校」「NPO法人アースマンシップ 」はサポーターを求めています。
詳しくはこちらをご覧ください。

申込締切

2024年5月29日(水)  

*ただし、定員になり次第、キャンセル待ちの受付に変わります。

お申込みはこちらから

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