被害者

今日もまた日本は揺れに揺れています。8月31日に起きた地震は20時までで10回。うち震度1が4回、震度2が3回、震度3が3回。こんなに揺れるものなんですか、日本って。

そして揺れるたびに考えるのが原発事故のこと。
この事故に関していえば、身を粉にして反原発を訴え続けてきた人以外、完全なる「被害者」はひとりもいないと思う。

私たちは今まで、いやもしかしたら今も、どこか人ごとで、「よくない」と思いながらも、きちんとそれを表明し、反対してこなかったのです。

或は、よくないとも思っていなかったのかもしれない。
或は、真剣に原発のことを考えていなかったのかもしれない。
或は、プロパガンダを信じて、原子力の平和利用はあり得ると思っていたのかもしれない。
或は、プロパガンダを信じて、原発がなかったら私たちの生活は立ち行かないと思っていたのかもしれない。
或は…

そういう意味で、私たちは「加害者」でもあるのです。
そこをしっかり反省したいと思う毎日です。
本当にしっかり反省できたら、次に何をすればいいのかを考えられるのだと思います。

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