こどもがいけないことをした時、おとなはよくこう言います。
「ごめんなさい は?」
ごめんなさい
謝るという行為はとても大切です。
自分が悪かったと思った時、その相手がこどもであっても素直に「ごめんなさい」が言える人間でいたいと私も思っています。
でもひとつ気になることがあります。
謝るべき相手は誰なんでしょう。
自分がいけないことをした時の対象者に謝るというのは当たり前のことですが、それだけでしょうか。
自分が傷つけた人、迷惑をかけた人以外に、そのことに傷つき悲しんでいる人はいないのでしょうか。
いますね。
それもすぐ近くに。
一番傷つき悲しんでいるのは…自分自身の魂。
一番時間をかけて謝らなければならない相手は自分自身なのかもしれません。