恒例 冬のスタッフ研修。
冬の研修は 何かができるようになるための技術を磨く時間ではなく、その土台となる心を養生する時間。
自分の中をすっきりさせて、何が大事で、何が大事でないかがわかる力を取り戻す時間。
みんなで一緒に働き、美味しいご飯を食べ、楽しく、時には真剣に語り合う。
そんな時間の中で自分の軸のブレが修正されていく。
目指す目標が、ヴィジョンが見てくる。
できることを懸命に増やそうとするのではなく
できる自分を誇るために全力を尽くすのではなく
自分の命に自信を持って
必ずあるその役割を見つけようと願った3日間でした。

お蔵の大掃除
お蔵は2015年にこの家と縁ができて以来何度か整理はしていましたが、それでも手をつけていなかったところがいくつもあったり、とりあえずと物を詰め込んでしまっている場所があったり。
今回は全部きれいにするぞ!の意気込みで取り掛かりました。
あらためて気がついたのは、もともとこのお蔵にあった物すべてが自然素材でできているということ。
そうだった、そうだったと、過去の記憶が一気に蘇る時間。
おばあちゃんが使ってた、おじいちゃんが持ってた、と思えるような懐かしい物たち。
何度も繕って、使い続けられた布。
木箱や茶箱、ヤナギ行李。
ムシロや縄。
それら全てが埃をかぶっているだけで、朽ちていない。


繕って使い続けられた布 
その一方で、すぐにバラバラに朽ちていくビニールやプラスチック。
たった数十年でここまで変わってしまった国って何だろう…
失ってしまったものの大きさに愕然とすると同時に、取り戻せるものもあるはずと思う。
今ならまだギリギリ間に合う、と思いたい。

古い新聞を読むと、政治の世界では昔から同じような問題が繰り返し起きていることに気づきます。
人間は学ばない生き物なのか…とちょっと情けなくなったりしました。

新聞を読み始めると
止まらない
昭和12年の新聞も発見!
月がきれいでした
いろいろなことを感じながら、みんなで一所懸命働いた1日は、たくさんのお宝と出会い、私に命を繋いでくれたご先祖さまや、その人々が生きたそれぞれの時代と出会ったような、なんとも言えない温かいものに包まれた時間でした。
過去と繋がった時間を過ごしたおかげで、みんなの会話の中にも昔話がたくさん出てきました。
若いスタッフには初めて聞く話も多かったかもしれませんが、こういう時間は大事だなと思いました。
森の手入れ
森の手入れはいつものケアテイカー(世話人)の心で。
森のお世話をさせてもらう時間はいつやっても本当に気持ちのいい時間です。
葉っぱが茂った時の景色を想像しながら、これからも森が健康でいられるように整えました。
この3日間からいただいた気づきを大事にして、ひとりでも多くの方の役に立つ場を2026年も作っていけたらと思います。
31年目に突入するアースマンシップをこれからもどうぞよろしくお願いします。


























