いただきます

先日あるメルマガの「事務局職員の一言」にこんなことが書いてありました。
タイミング的にも心から頷ける内容だったので、ぜひご紹介したいと思います。

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少し前の話題になりましたが、給食の時に「いただきます」という代わりに、
「ピー!」と笛を吹いて食べ始める、あるいは「ドン!」と太鼓をたたいて
食べ始める小学校があるそうです。

その理由は、給食費を徴収する際「お金を払っているのに『いただきます』というのはおかしい」と保護者からクレームがあったから。
こうしたモンスターペアレントが増えているのは問題ですが、それに屈する
学校側も問題です。

本来「いただきます」とは、食材である生き物の命を絶って自分の栄養にすることに感謝し「あなたの命を私の命にさせていただきます」と言っているのであって、金銭のやり取りを指しているのではありません。

豊かで便利なこのご時世、スーパーやコンビニに行けば何でも手に入るので、逆に、食べ物がどのようにしてできるのか、命をいただくというのがどういうことか、感じることができなくなっています。
偉大な自然への感謝の気持ちを表したこの言葉は日本独特のものだそうですので、その文化を大切にし、「食」を通じて命を大切に思う心を育みたいものです。

CONE事務局 安藤
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私がこの文章を読んだのは、ちょうどあるプログラムでこどもたちと6日間 一緒に過ごして帰って来た時でした。
実はその6日間、私がとても悲しかったのは、食事(食べものやそれを作った方)に対する感謝の気持ちの希薄さを目の当たりにしたことでした。

好きなものだけを食べるという食べ方。
食べられないもの、嫌いなもの の多さ。
そして、食べられないものがあることに対して、それほど申し訳ないと思っていない様子。

こうなったのが全て大人の責任であることは明らかです。
まずは各家庭が、次の世代にしっかりと伝えるべきことを伝えていけるように、気がついた大人たちが積極的に努力する必要を感じた春でした。

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