最後のチャンス

その昔、Dという広告代理店にこんな「戦略十訓」があったそうです。

1. もっと使わせろ
2. 捨てさせろ
3. 無駄使いさせろ
4. 季節を忘れさせろ
5. 贈り物をさせろ
6. 組み合わせで買わせろ
7. きっかけを投じろ
8. 流行遅れにさせろ
9. 気安く買わせろ
10. 混乱をつくり出せ

あらまあ…ですよね。
でもこれはこの広告代理店だけがやってきたことではないですね。日本が国をあげてやってきた事なのだろうと思います。

まんまと引っかかったたくさんの日本人は
人として大事な心を忘れ
命のつながりを忘れ
それを忘れたまま次の世代を育てた。

そしてその結果

自分より下だと思うものを見つける事に血眼になり
自分を大きく見せる事にすべてのエネルギーを使い
お金が何より大事と思い込み
自分が自分のいのちに対して恥ずかしくない生き方をしているかどうかなど
まったく考える事なく

学校の名前や会社の名前だけで自信をつけようとし
くだらない 人との見栄の張り合いに命をかける大人たちが
どんどん産み出されていったのです。

そんな大人に育てられた子どもたちは
当然大好きな親の跡をたどる…

これは命に対する冒涜です。

みんなもっと自分の「いのち」に敬意をはらってください。
そしてあなたのその「いのち」に自信をもってください。

私たちは311という大きな犠牲と引き換えに
自分をふりかえる最後のチャンスをいただいたのです。

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