311から時間が経って、みんな少し感覚麻痺してきていませんか?
流れるニュースを軽くスルーしていませんか?
今朝あらためてここ数日のいろいろな情報に目を通していて、ふと思いました。私たち麻痺してきているかもって。
粉ミルクからセシウムが検出されたと言うニュース。
放射能汚染水が大量に流れ出たと言うニュース。
情報を受ける側(一般国民)の私がこれらを目にして最初に思ったこと。
「またか…」
そして、情報を与える側(政府、マスコミ)は粉ミルクに関して
「検出された数値がきわめて小さい」
「粉ミルクは希釈して(お湯に溶いて)飲むからさらに薄まり、乳児の身体への影響はほとんどない」
「放射性セシウムは放射性ヨウ素に比べ身体への影響が小さい」
「放射性セシウムの場合は筋肉にたまりやすいものの、1歳未満の乳児なら8日で約半分が体の外へ排出される」
与える側が常にこうだから、受ける側の反応がこうなる、とも言えるし、受ける側がこうだから、与える側がこういう態度でも許されてきているとも言える。
とにかく、おかしいぞ!日本人!
しっかりしよう!
人ごとじゃないんだから。
自分に今 赤ちゃんがいなくても、自分が今 福島に住んでいなくても、これらのニュースがちゃんと心にひびき、おかしなことに気づき、とるべき行動を考えられるようになろうよ。
まず自分にそういい聞かせた朝。
追伸:ドイツの放射線防護協会会長が11月27日に出したメッセージを読んでください。
私はこれを読んで、特に最後の「放射線防護協会は日本の市民の皆さんに懇望します」の部分と、「放射線防護協会は日本の科学者たちに懇望します」の部分が心に残りました。