千艸百種(ちぐさももたね)の会 7月 特別回「耕さない田んぼの生きもの調査」

春に水が入って秋に水が落ちる田んぼは、人のお米づくりによって生まれる季節限定の湿地。
そんな環境は、あらゆる虫や鳥、魚、草々が集う、まさに百姓がつくることのできるビオトープです。
千艸百種の会 特別回では、Earthmanshipの耕さない田んぼ(2年目)で暮らす生きものたちを調査!
田起こしも代掻きもしていない田んぼにはどんな生きものが集まるのか、
みんなで田んぼに集う虫、鳥、魚、草などを観察して、彼らの役割について考えます。
また、ご近所で有機農業を営む山田Farmさんの無施肥栽培の田んぼも調査させていただき、
耕さない田んぼと同じところ、違うところなどをみんなで観察します。
今回は、都留文科大学で協力研究員をされている生きもの大好きな菊池香帆さんも参戦!
みんなでわいわいと生きものとたわむれる、そんな贅沢な1日に、どうぞお越しくださいませ🙌

この会は『地球のふるさと 再生プロジェクト』の活動の一つです。
「千艸百種(ちぐさももたね)の会」という名前は
千の草を先人として迎えてもてなし 百の種を蒔いて継いで 豊かな土と風景を繋いでゆく。
そのための学び合いの場になることを願って名づけました。

と き

7月11日(土) 10:30〜16:30 

ところ

山梨県北杜市武川町の不耕起田んぼと「古民家 鷲の家」

<電車の場合の最寄駅>
JR中央本線 日野春駅

<車の場合の最寄IC>
東京方面からは中央道 須玉IC
長野方面からは中央道 小淵沢IC、諏訪南IC など

内容

▪️耕さない田んぼ / 耕す田んぼの生きもの調査
  ・水中の生きものの捕獲と調査
  ・空中の生きものの捕獲と調査
  ・土中の生きものの捕獲と調査
  ・圃場内のイネ以外の雑草の調査

対象 と 定員

このプロジェクトに興味のある方  25名程度

✴︎ 年齢制限なし・畑の経験不問
✴︎ 現地までの保護者による送迎が可能であれば、お子さまのみの参加も可能です

参加費

ひとり 500円
*未就学児 無料

✴︎ 参加費は講習費、保険代、道具貸出し等にかかる実費、日野春駅からの案内・送迎などを含みます。

【アースマンシップの畑】
古民家 鷲の家の前に広がる田んぼと畑は、自然農(不耕起草生栽培)を基本として、少量多品種(年間100品種以上)の作物を種から育て、最後は種を採るところまでおこなっています。
そしてここで蒔く種は、種の交換会でいただいたものや自分で種採りをした在来種が主となります。毎年種まきをする野菜や花の他に、果樹やハーブ類も育てており、ただそこにいるだけで楽しい、命あふれる庭のような畑、畑のような庭(エディブル・ガーデン)を目指しています。
また、環境面だけでなく、経済、社会、文化の多様性、生産者と消費者の主体性の向上を目指す「アグロエコロジー」*の考えを体感し、現行の農業食料システムで破壊されてきたものを取り戻すために、一人ひとりができることから始める足がかりにしたいと願っています。

*【アグロエコロジー(Agroecology)】
食と農のシステムに生態学的原則を取りこみ、持続可能なフードシステムの構築を目指すアプローチです。それは、生態学的な知見を応用する【科学】であり、農民がもつ地域固有の経験や在来知と融合していく【実践】であり、公平な食料分配に向けた権力関係や社会経済システムの変革をめざす【運動】だといわれています。
もとは工業的農業や畜産への反省からうたわれるようになったアプローチですが、具体的には先住民の農業技術の再評価(先住民族運動)や、土地なし農民運動(環境運動と農地改革)など歴史・文化・自然環境・ジェンダーなど、あらゆる切り口からの問い直しをうたっています。
したがって、決して特定の栽培法や技術を示すものなどではありません。それぞれの土地に住むすべての生産者と消費者が、その土地の環境・社会・経済・文化などあらゆる点で持続可能な暮らしのあり方を求める動きの「すべて」といえます。そして、アグロエコロジーの持つ全体性は、Earthmanshipの持つ全体性と非常に似ていると感じています。

プロジェクト・リーダー  岡田 光(おかだ ひかり)

料理すること、食べること、身体をつかって働くことが好きなことから始まり、種のおもしろさや力強さに惹かれ、田畑でうごめく生態系や、食と農にまつわる社会の動きに関心があります。
アースマンシップに集まる多様な人たちと、フィールドとなる自然環境のなかで、いくつになっても幅広い新たな学びを得られることを楽しんでいます。
同世代の若者にアースマンシップでの学びの面白さを伝えること、山梨の田畑のお世話をメインで担当しています。
あらゆる命や地域、文化の豊かさ、それを次世代に継いでゆく楽しさを知る人を1人でも多く増やして手をつなげるように、田畑での学び合いの場を深めていきたいと願っています。

ゲストスタッフ  菊池 香帆(都留文科大学 つるフィールド・ミュージアム協力研究員)

申込締切

2026年7月10日(金)

お申し込みはこちら 

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