全体を学ぶ学校 2020 【 秋 Ⅱ】

レポート & 参加者の感想はこちら


農 と 食 から考える いのちの循環 

アグロエコロジーの発想と実践から学ぶ〜



      

農業に興味を持つ人が増えてきました。
農はいのちを支える大切な仕事の一つですが
私たちはどこまで実感をもって捉えているでしょうか。

単に 農薬や化学肥料を使うことがいいとか
よくないという話ではなく
そもそも私たちの いのち はどのように巡っているのか。


様々な問題が渦巻く今の「希望」と言われる
アグロエコロジーを読み解きながら

地球上に存在する全ての いのち を 広く全体から捉えて
私たちはどこへ向かいたいと思っているのか
私たちにできることな何なのかを
共に考える時間を持ちたいと思います。


         

◆「全体を学ぶ学校」って?◆

自分たちが今まで学んできた知識をつなぎ合わせる時間と空間です。頭だけでなく、手も、足も、心も、自分の全体を使って、すべての いのち が、すべての事がらが、お互いに関係し合い、存在していることを腑に落としていきます。

つながりを知ることで、今まで学んできたいろいろがより生きたものとして自分の中で育ち、あなたの世界を広げます。それは自分の根を育て、いのちの基を作る作業でもあります。
楽しくワクワクしながら自分を育てる場所。
それが 「全体を学ぶ学校」 です。

と き

11月21日(土)〜23日(祝) 2泊3日

 

ところ


山梨県北杜市武川町の「古民家 鷲の家」と その周辺の自然

 

*電車の場合の最寄駅はJR中央本線 日野春駅 
 お車の場合の最寄インターは東京方面からは中央道 須玉インター
 長野方面からは中央道 小淵沢インターです。

講師・主な講座内容

三井 和夫(結まーる自然農園)

  27歳の時に会社を辞めて北杜市長坂町の実家に戻り農業の世界へ。慣行農業をする中で体を壊したことをきっかけに有機農業に切り替える。
 その後 自然農の実践者である川口由一さんに学び「結いまーる自然農園」をスタートさせる

◆農の実践から全体のつながりを体感する
農業の世界に入ったきっかけから今に至るまでの経験と、それを通して自分が感じる全体のつながりをお伝えできればと思います。
また、11月のこの時期にできる畑作業を実際にみんなで行いたいと思います。

            

印鑰智哉(Office Inyaku)

  アジア太平洋資料センター(PARC)、ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在はフリーの 立場で世界の食と農の問題を追う。
彼のもつ情報の質と 量はピカイチ。

 ◆アグロエコロジーから全体のつながりを体感する
なぜアグロエコロジーという外来語を使うのか?
なぜアグロエコロジーが日本で生まれなかったのか?
日本にアグロエコロジーの実践はなかったのか?
そんな疑問から、アグロエコロジーの発想や実践の点と点をつなぎ、今の地球とそこに生きる命を取り巻く様々な問題の解決につながる可能性を探ってみたいと思います。

   

岡田 淳(NPO法人アースマンシップ)

アメリカ・ユタ州立大学で環境学を、コロラド・アウトワ-ドバウンド・スク-ルで野外教育を、トラッカ-スク-ルで先住民の教えを学ぶ。帰国後は環境学、森林学、サバイバル技術、アウトドアスポーツ、先住民文化、武道など幅広い分野で長く指導を続けている。
野生動物的感覚の持ち主。

◆自然を通して全体のつながりを体感する
森や水の流れを実際に見て、触れて、何が自然で何が不自然なのかを体感し、その楽しみ方や、自然に対する人間の役割をご紹介したいと思います。
また、自然と共に生きる知恵を持っている先住民のスピリットのご紹介や、五感を広げる方法、大自然と自分のエネルギーを連動させる方法などをお伝えしたいと思います。

  

大知早恵(ケアヌエヌエ)

エサレン研究所での学びから始まり、ハワイのロミロミ、解剖学、生体力学、整体、ダンス他、身体に関係あると見るやあらゆる分野に飛び込み研鑽を続けるボディワーカー。


身体を通して全体のつながりを体感する

大地に根ざす身体感覚や自然に沿った身体を知る時間を担当します。
参加するみなさんの声も集めながら、生活の中で無理のない身体の使い方や、その時に必要と思われるワークを紹介したいと思います。

  

岡田直子(NPO法人アースマンシップ)

生きる楽しさや、手間を惜しまず丁寧に生活する楽しさを伝えたいと思っている。手仕事、料理が大好きで、生活に関わる大切な技が代々引き継がれることを願い、そのための消費者の役割に注目している。


食や生活を通して全体のつながりを体感する
食事作りや掃除など、生活のための仕事が、実はいろいろな分野をつなぎ合わせる、とても大切な先生であることを一緒に体験したいと思います。

   

西郷美炎子(馬頭琴奏者 / 美炎 miho)

幼少の頃よりバイオリンに親しむ。馬と自然と弦楽器が大好きな彼女は、その後馬頭琴と出会い、現在は様々なジャンルを超えた音楽の分野で活動している。

◆音楽と自然のつながりを体感する
馬頭琴の演奏を楽しんでいただきます。そしてこの楽器が奏でる音楽を通して、それぞれの中の世界がさらに広がっていくことを願っています。

  
                   photos by 三浦麻旅子

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※講師や講座内容は、その時に最もふさわしいものを提供するため増える場合も、変更となる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

集 合 *電車で来られる方・車で来られる方 共に

11月21日(土)13時00分  JR中央本線 日野春駅前 


=参考=
東京方面
【特急を利用する場合】
 新 宿 11:02 → 甲 府 12:30(特急あずさ87号 松本行)
 韮 崎 12:33 → 日野春 12:5
8(中央本線 小淵沢行)

【特急を利用しない場合】
新 宿   9:51 → 高 尾 10:34 (中央線 中央特快 高尾行)
高 尾 10:38 → 日野春 12:58 (中央本線 小淵沢行)

解 散 *電車で来られる方・車で来られる方 共に

11月23日(月/祝)15時30分  古民家 鷲の家

*お車でお越しの方はその場で解散となります。
 電車でお越しの方は日野春駅までお送りします。


=参考=
東京方面
【特急を利用する場合】
日野春 15:51 → 甲 府 16:17(中央本線 塩山行)
甲 府 16:31 → 新 宿 18:04(特急あずさ42号 新宿行)

【特急を利用しない場合】
   日野春 15:51 → 韮 崎 16:03(中央本線 塩山行)
 韮 崎 16:37 → 新 宿 18:55(ホリデー快速ビューやまなし号新宿行)

対象と定員

高校卒業年齢以上の方  15名程度

 

参加費

一般 ¥42,000

学生 ¥32,000
 

*学生割引は、Earthmanshipスタッフやサポーターの寄付による奨学基金を利用した割引です。
*参加費は授業料、期間中の生活にかかる費用、保険料を含みます。

*現地までの交通費は含まれません。
全体を学ぶ学校にかかる経費は、参加日数に関係なく固定されているものが多いことと、宿泊費はいただいておりません(参加者へのプレゼントです)ので、早退される場合も参加費は同額となりますことを予めご了承ください。

◆知っておいていただきたいこと◆
設定されている参加費は、この3日間のプログラムを実現するために必要な経費全てをまかなえる金額ではありません。

参加費がこの金額に設定できているのは、これを準備するための労力の寄付(ボランティア・ワーク)や、施設の無償提供、支援者からのサポートなどによって実現しています。

本来 教育は国などの助成があって初めて成り立つ職種です。
それを個人、あるいは小さなNPOが実現するためには、多くのボランティア・スピリットと趣旨に賛同しサポートしてくださる方の支援が不可欠です。

この学校が多くの方の役に立つ場として在り続けるために、「全体を学ぶ学校」「NPO法人アースマンシップ 」はサポーターを求めています。
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お支払いについての特別措置

今春 新型コロナウイルスの蔓延により緊急事態宣言が出され、予定通りの収入が得られない方々が多くおられることから、特別措置として、プログラム参加費の支払いについて以下の2つの方法からお選びいただくことができます。

🅰 一括払い 
参加費を一括でお支払いください。
緊急事態宣言が出た後も収入に変化のなかった方や、支払いが困難でない方はこちらをお選びください。

🅱 分割払い *無利息
緊急事態宣言が出たことにより予定通りの収入(学生のアルバイトも含む)が得られなくなり、一括支払いが困難な方はこちらをお選びください。
ただし、お申込みの際は、分割払いに関する記入項目すべてにご記入ください。

  申込金:¥5,000  
  残額最終支払い期限:2021年6月30日
  支払い回数:自由にお決めください。
  

申込締切

2020年11月14日(土)

★満席のため キャンセル待ち受付中です。

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