「神のなさることは すべて時にかなって美しい」

これは旧約聖書の中の 私の大好きな一節です。
それにしても すべてのことに「時」があるものだと、今また あらためて思わされています。

昨年の10月末に、友人からある映画を紹介されました。
その映画が伝えるメッセージはEarthmanshipの活動と重なると思うので是非観てほしいと。
その映画のタイトルは「カンタ!ティモール」。

さっそく観たその映画は、いろいろな意味で衝撃的で、これは是非Earthmanshipで上映会をやろうと即決。
それから日程、会場、上映会の形態など、いろいろ考えているうちに時間はどんどん過ぎていき、実現したのは先週末の4月8日。気がつけば最初に映画を観てから5ヶ月が経っていました。

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上映会の準備をしていた冬のある日。
つれあいの淳が嬉しそうにある冊子を持ってやってきました。
それは日本環境教育フォーラムのニュースレター「地球のこども」2010年6月号で、淳が特集に文章を書かせていただいたものでした。
淳は自分の書いたページを開いてみせてから、次のページを開けるようにと言います。開けてみると、何とそこに、「カンタ!ティモール」をつくった監督の広田奈津子さんが書かれた文章が載っているではありませんか。

何ということでしょう。約一年半も前に、私たちは広田さんの文章を目にし、「カンタ!ティモール」という映画ができたことを読んでいたにもかかわらず、そのことは頭にも心にも残ることなく過ごしてきたのです。 そして今その「時」が来て、私たちはこの映画、そして広田さんとつながったのです。
ぼんやりしていたと言えばそれまでですが、やはりこれが「時」だったのでしょう。

この備えられた「時」に心から感謝した、春の一日でした。

※淳さんが「地球のこども」に書いた文章は「エッセイ」のページで紹介していますので、よろしければご覧ください。

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