モザンビーク・ブラジル・日本
〜3カ国民衆会議を終えて〜
今 世界で起きていること と 「食」の未来
意外と知らない 私たちの税金の使われ方
私たちは 無意識に
税金はいいことに使われている
と思っています。
でも 「3カ国民衆会議」に関わったことで
そうでもないんだ
ということを知りました。
今回は 3ヶ国民衆会議において
アフリカのモザンビークやブラジルからの参加者や
日本人として彼らの側に立った活動をされてきた人々によって語られた言葉を みなさんに聞いていただき
私たちの大切な「食」について
その本来あるべき姿や
日本の「食」の明るい未来を描くために何をすればいいのかを 一緒に考えたいと思います。
まずは知ることから始めてみませんか。
✨「知ることから始めよう」の今までは こちら をご覧ください✨
と き
2019年2月3日(日)13時〜15時半
★開場は12時を予定しています。
★12時より2018年11月20日から3日間東京で開催された「3カ国民衆会議」のビデオを流しますので、ご覧になりたい方はどうぞ早めにお越しください。(プログラム内でもビデオ/抜粋をご覧いただきます。)
内 容
第1部 ゲストスピーカーのお話
「ブラジル・モザンビークで起きていること」
■渡辺直子さん
(日本国際ボランティアセンター)
・・・◆ 渡辺直子さんプロフィール ◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2005年日本国際ボランティアセンターに入り、2013年から日本がモザンビークで行うODA事業「プロサバンナ」 に関連してモザンビーク小農組織との合同調査を開始。アフリカ、モザンビーク、ブラジルの市民社会組織とともに活動している。
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第2部 座談会「日本の食の未来」
■渡辺直子さん(日本国際ボランティアセンター)
■纐纈あやさん(映画監督・やしほ映画社 代表取締役)
自由学園卒業。2001年ポレポレタイムス社に入社。本橋成一監督の『アレクセイと泉』(‘02年)『ナミイと唄えば』(’06年)の映画製作に携わる。
’10年に上関原子力発電所に反対し続ける島民の暮らしを映し撮った映画『祝の島』を初監督。シチリア環境映像祭で最優秀賞受賞。
二作目『ある精肉店のはなし』(2014年)は釜山国際映画祭、山形国際映画祭招待作品。文化庁映画賞文化記録映画大賞、ニッポンコネクション(フランクフルト)ニッポン・ヴィジョンズ観客賞、第5回辻静雄食文化賞。
■山中一耕さん(風の里ヤマナカ農場)
15年以上埼玉県で知的障害のある方たちと関わる仕事に従事した後、八ヶ岳の麓で新規就農して15年。夢に向かって一歩ずつ歩みを進めている。
■金子友子さん(霜里農場/埼玉県小川町)
埼玉県小川町で、お連れ合いの金子美登さんと化学肥料・農薬・工業が 作ったものに依存せず、身近にある資源を生かして、食物やエネルギーの自給を行う自立した農法を目指す。
他
第3部 シェアリング
ところ
武蔵野プレイス 4階 フォーラムA
(JR武蔵境駅から徒歩1分)
東京都武蔵野市境南町2-3-18
定 員
50名 先着順 *定員になり次第締め切り
参加費
一般 ¥1,200 学生 ¥600
★おやつ付
★飲み物は各自ご持参ください(蓋のできるもの)。
★当日の運営を円滑に行うため事前のお支払い(郵便振込 または カード払い)をお願いしています。ご協力をお願いいたします。
申込方法
① 【申込みフォーム】から申し込む
② 申込みフォーム送信後に送られてくるメールに従って、参加費を支払う。※お申し込みは参加費のお支払いをもって完了します。
③参加費の受領書がメールで送られてきますので、当日受付にて受領書を印刷したもの、あるいはメール画面をご提示ください。学生の方は学生証の提示もお願いします。
【ご注意】
・お支払い完了後のキャンセル・払い戻しはお受けできませんので、予めご了承ください。
ただし、事情によりご参加いただけない場合は、代わりの方をご指定いただけます。その場合、代わりに参加される方は当日直接会場にお越しいただき、受付にてその旨をお申出ください。
3カ国民衆会議 って?
3カ国というのはアフリカのモザンビーク、ブラジル、日本。
その3カ国の民衆が集まって、民衆が願う協力と援助について話し合おうと2013年に始まった国際シンポジウムです。
今回が4回目で、初めての日本開催でした。
私たちはこれまで、食卓にのぼる「食べもの」の多くを「家族による小さな農業(小規模農家)」に頼ってきました。
しかし今は、もうけを最重要視する投資や企業によって構築されるグローバル・フードシステム、それを推進する各国政府や国際機関の政策、地球温暖化などによる異常気象が原因となって、世界中の小規模農家は追いつめられ、同時に私たちの食の未来が脅かされています。
農業者からは「何をどう育てるか」という決定権が、消費者からは「誰の何を食べたいか」という選択権が急速に奪われようとしているこの時に、日本が行う援助という名の開発によって追い詰められているブラジルやモザンビークの農民と、日本の農民、教会関係者、環境や人権団体、若手研究者、一般市民が集い、「食と農」の明るい未来を構築するために、課題を整理し、それらを乗り越えるための方策を話し合う時をもつこととなりました。これが「3カ国民衆会議2018」です。
詳しくはこちらをご覧ください。
なぜこの会を開くの?
3カ国民衆会議では、長年日本政府がODAの形でブラジルとモザンビークで行なっている開発の現状を、現地の農民や彼らをサポートしている人々から報告していただきました。
その開発には私たち日本人の税金が使われているにもかかわらず、ほとんどの日本人は何も知らずにいる事に衝撃を受けたアースマンシップは、この会議で話されたことを一人でも多くの方にお伝えする機会をもちたいと考えました。
それは、大変な思いをしているブラジル、モザンビークの人々や自然を助けるためだけではなく、ここで起きていることを知ることが、日本のこれからの農業をはじめ、種子、漁業、水を守り、人々が健康で幸せな食生活を続けていくために乗り越えるべき課題と解決のヒントを与えてくれると考えたからです。