大地の声を聞くキャンプ 2009 report

−自然とつながる 時計のない2日間ー

大自然の中に身をおいて まずは深呼吸
そこにあるのは
山や渓谷を吹き抜けてくる風の音
キラキラと光り流れる沢の水
森の中に自分のシェルターをつくると
そこはテントよりはるかに開放的な 自分だけの世界
日常から離れ 自分のいのちと大自然がつながる2日間

2009年5月16日(土)〜17日(日)  奥多摩にて

若葉につつまれた新緑の奥多摩源流地帯。自然と調和したサバイバルの技術と体験をテーマに集まった参加者は、キャンプなんてほとんど初めて?!の人から、山やキャンプ○十年のベテランの人までさまざま。

自分のシェルターを作るためのいろいろな講習の後、各自が思い思いの場所に思い思いのシェルターを作り、一晩を過ごしました。谷間にはトラツグミの声も響き、幻想的な深山(しんざん)の夜を味わいました。
翌日は沢沿いの岩の上を歩き、上流の聖なる滝へ。
まだ水の冷たい渓流にヤマメの影が走りました。
洗われるような沢の音を聞き、揺れるたき火を前においしい料理を味わい、
今年も心身共に深呼吸できた、いい休日となりました。

すべてにありがとう。



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参加者の感想より

自然のありがたさ、やさしさ。ゆったりとした時間の流れ、緑の美しさ。動物たちや植物など、ここにはたくさんの生き物たちがいる。その実感と、自分も同じく生きているということ。この2日間、とっても優しい気持ちで過ごすことができました。とても楽しかったです。ありがとうございました。



いろいろなものを聴き、触れ、感じ、見て、幸せな気持ちになりました。
都会では絶対に味わえない空気や森、動物に出会えてよかった。シェルター作りでは、自分のお気に入りのスポットを探すのに夢中になれてよかった。


精神的にもすごくいいキャンプでした。単に自然を体験するだけではなく、敬いの心をもち、そこから多くのことを学べることがよかったです。また、参加者が互いに高めあえる雰囲気がよかった。