全体を学ぶ学校 2020 【 夏 】

レポート & 参加者の感想はこちら

縄文と神話の世界

今回は縄文時代にタイムスリップして
当時の人々が何を見
何を大切に生きていたのか。
それが現代の私たちと どう繋がっているのか

自然と密な時間を過ごしながら体感したいと思います。

さらに意識を世界へと広げていくと
自然と共に生きてきた多くの人々の知恵が見えてきます。

全体を学ぶ学校のある北杜市は
縄文時代にはかなり重要な場所であったようです。
そんな場所で
日本の縄文から 世界の先住民と神話の世界へ広がる旅を
みなさんと一緒に楽しみたいと思います。

さて そこからどんな全体が見えてくるでしょうか。

 

◆「全体を学ぶ学校」って?◆

自分たちが今まで学んできた知識をつなぎ合わせる時間と空間です。頭だけでなく、手も、足も、心も、自分の全体を使って、すべての いのち が、すべての事がらが、お互いに関係し合い、存在していることを腑に落としていきます。

つながりを知ることで、今まで学んできたいろいろがより生きたものとして自分の中で育ち、あなたの世界を広げます。それは自分の根を育て、いのちの基を作る作業でもあります。
楽しくワクワクしながら自分を育てる場所。
それが 「全体を学ぶ学校」 です。

と き

7月23日(木/祝)〜26日(日) 3泊4日

✴︎全日参加できない方は2泊3日の参加も可能ですのでご相談ください。
ただし、プログラムの構成により必ずご参加いただきたい授業がありますので、それに参加できない方は部分参加をお受けできない場合があります。
またお申込み多数の場合は全日参加の方が優先となりますので、予めご了承ください。

ところ


山梨県北杜市武川町の「古民家 鷲の家」と その周辺の自然

 

*電車の場合の最寄駅はJR中央本線 日野春駅 
 お車の場合の最寄インターは東京方面からは中央道 須玉インター
 長野方面からは中央道 小淵沢インターです。

講師・主な講座内容

竹倉 史人

人類学者。東京大学文学部を卒業後、フリーター、会社役員などを経て東京工業大学大学院に入学。在学中に『輪廻転生〈私〉をつなぐ生まれ変わりの物語』(講談社 2015)を出版。 博士課程では縄文土偶のモチーフの解読を行い、研究成果は『土偶解読』(仮題)として2020年11月に晶文社より出版予定。

◆土偶の解読を通して全体のつながりを体感する
これまで日本考古学の最大の謎であった縄文時代の土偶。
その正体をめぐっては明治時代より様々な議論が交わされてきました。
土偶=地母神像説から始まり、妊娠女性像説、はたまた宇宙人説まで。
大学院でひょんなことからこの謎に挑むことになった私は、人類学の知見を駆使し、なんと土偶の正体を解読することに成功したのです。
土偶の驚くべき正体は、私たち人間と自然との関係について多くのことを教えてくれます。今回は5000年前の縄文文化の中心エリアであった北杜市で、土偶についてシェアできることを楽しみにしております。

岡田 淳(NPO法人アースマンシップ)

アメリカ・ユタ州立大学で環境学を、コロラド・アウトワ-ドバウンド・スク-ルで野外教育を、トラッカ-スク-ルで先住民の教えを学ぶ。帰国後は環境学、森林学、サバイバル技術、アウトドアスポーツ、先住民文化、武道など幅広い分野で長く指導を続けている。
野生動物的感覚の持ち主。

◆自然や先住民スピリットを通して全体のつながりを体感する
森や水の流れを実際に見て、触れて、何が自然で何が不自然なのかを体感し、その楽しみ方や、自然に対する人間の役割をご紹介したいと思います。
また、自然と共に生きる知恵を持っている先住民のスピリットのご紹介や、五感を広げる方法、大自然と自分のエネルギーを連動させる方法などをお伝えしたいと思います。

大知早恵(ケアヌエヌエ)

エサレン研究所での学びから始まり、ハワイのロミロミ、解剖学、生体力学、整体、ダンス他、身体に関係あると見るやあらゆる分野に飛び込み研鑽を続けるボディワーカー。

◆身体から見える全体のつながりを体感する
大地に根ざす身体感覚や自然に沿った身体を知る時間を担当します。
参加するみんなの声も集めながら、生活の中で無理のない身体の使い方や、その時その時に必要と思われるワークを紹介したいと思います。

岡田直子(NPO法人アースマンシップ)

生きる楽しさや、手間を惜しまず丁寧に生活する楽しさを伝えたいと思っている。手仕事、料理が大好きで、生活に関わる大切な技が代々引き継がれることを願い、そのための消費者の役割に注目している。

食や生活から見える全体のつながりを体感する
食事作りや掃除など、生活のための仕事が実はいろいろな分野をつなぎ合わせる、とても大切な先生であることを一緒に体験したいと思います。
また、自然の流れに沿ったアースマンシップの畑(食べられる庭)造りも行います。

西郷美炎子(馬頭琴奏者 / 美炎 miho)

幼少の頃よりバイオリンに親しむ。馬と自然と弦楽器が大好きな彼女は、その後馬頭琴と出会い、現在は様々なジャンルを超えた音楽の分野で活動している。

◆音楽と自然のつながりを体感する
馬頭琴の演奏を楽しんでいただきます。そしてこの楽器が奏でる音楽を通して、それぞれの中の世界がさらに広がっていくことを願っています。

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※講師や講座内容は、その時に最もふさわしいものを提供するため増える場合も、変更となる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

集 合 *電車で来られる方・車で来られる方 共に

7月23日 13時40分  JR中央本線 日野春駅前 


=参考=
東京方面
 新 宿 11:30 → 韮 崎 13:08(特急あずさ19号 松本行)
 韮 崎 13:26 → 日野春 13:38(中央本線 小淵沢行)

 新 宿 10:11 → 国分寺 10:32 (青梅特快 青梅行)
国分寺 10:34 高 尾 11:00 (中央線 高尾行)

 高 尾 11:01 → 塩 山 12:19 (中央本線 甲府行)
 塩 山 12:51 → 日野春 13:38 (中央本線 小淵沢行)

解 散 *電車で来られる方・車で来られる方 共に

7月26日 15時30分  古民家 鷲の家

*お車でお越しの方はその場で解散となります。
 電車でお越しの方は日野春駅までお送りします。


=参考=
東京方面
 日野春 15:51 → 甲 府 16:17(中央本線 塩山行)
 甲 府 16:31 → 新 宿 18:04(特急あずさ42号 新宿行)

   日野春 15:51 → 甲 府 16:17(中央本線 塩山行)
 甲 府 16:53 → 高 尾 18:40(中央本線 立川行)
   高 尾 18:55 →  宿 19:39(中央線中央特快 東京行)

対象と定員

高校卒業年齢以上の方  15名程度

参加費

一般 ¥45,000

学生 ¥35,000 

*学生割引は、Earthmanshipスタッフやサポーターの寄付による奨学基金を利用した割引です。
*参加費は授業料、期間中の生活にかかる費用、保険料を含みます。
*現地までの交通費は含まれません。
全体を学ぶ学校にかかる経費は、参加日数に関係なく固定されているものが多いことと、宿泊費はいただいておりません(参加者へのプレゼントです)ので、2泊3日でご参加の場合も参加費は同額となります。予めご了承ください。

◆知っておいていただきたいこと◆
ここで設定されている参加費は、この2日間のプログラムを実現するために必要な経費全てをまかなえる金額ではありません。
参加費がこの金額に設定できているのは、これを準備するための労力の寄付(ボランティア・ワーク)や、施設の無償提供、支援者からのサポートなどによって実現しています。
本来 教育は国などの助成があって初めて成り立つ職種です。それを個人、あるいは小さなNPOが実現するためには、多くのボランティア・スピリットと趣旨に賛同しサポートしてくださる方の支援が不可欠です。
この学校が多くの方の役に立つ場として在り続けるために、「全体を学ぶ学校」「NPO法人アースマンシップ 」はサポーターを求めています。
詳しくはこちらをご覧ください。

★サポーターのお申し込みはこちらから

お支払いについての特別措置

新型コロナウイルスの蔓延により緊急事態宣言が出され、予定通りの収入が得られない方々が多くおられることから、特別措置として、プログラム参加費の支払いについて以下の2つの方法からお選びいただくことができます。

🅰 一括払い 
参加費を一括でお支払いください。
緊急事態宣言が出た後も収入に変化のなかった方や、支払いが困難でない方はこちらをお選びください。

🅱 分割払い *無利息
緊急事態宣言が出たことにより予定通りの収入(学生のアルバイトも含む)が得られなくなり、一括支払いが困難な方はこちらをお選びください。
ただし、お申込みの際は、分割払いに関する記入項目すべてにご記入ください。

  申込金:¥5,000  
  残額最終支払い期限:2021年6月30日
  支払い回数:自由にお決めください。
  

申込締切

2020年7月19日(日)

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