運営メンバー

岡田 淳(じゅんさん) 代表理事

東京都出身 小さい頃から自然が大好きだった祖父や父と共に山、川、海の自然に親しみ、中学生の頃からは自然保護にも関心をもつ。 自由学園・理学部卒業後アメリカに渡り、カリフォルニア州立大学、ユタ州立大学にて環境学(エコロジー/生態学、ナチュラル・リソース・マネージメント、森林学、野生生物学、野生植物学、アウトドア・レクリエーション学、等)を学ぶ。 ユタ州立大学卒業後、シエラクラブ(全米最大の環境団体)でのトレーニングを経て、コロラド・アウトワ-ドバウンド・スク-ルで最も長期の野外教育指導者養成(ラフティング、ロック・クライミング、登山、Back country踏破など、81日間の)コースを終了。 また、アメリカ先住民の大地に生きる知恵、サバイバル技術とスピリットの世界を伝えるトム・ブラウンのトラッカ-スク-ルで、アパッチの古老、スト-キングウルフ(別名グランドファ-ザ-)の教えを学ぶ。 6年以上にわたる滞米生活で、ロッキ-の山々の縦走、コロラド川下り、グランドキャニオン上流地帯踏破など、数多くの大自然や多民族との生活を経験する。

帰国後、公私機関の環境教育や環境レンジャ-の養成にあたると共に、自然環境の専門学校(レンジャ-スク-ル) 設立に参加し、カリキュラム作成およびシニア・インストラクタ-(実習指導)を務めた後、1996年ア-スマンシップ自然環境教育センタ-を設立。2014年NPOアースマンシップとなり代表理事に就任。 現在も北米先住民の持つ世界観、自然観を学ぶため、多くの部族を訪ね歩くフィールドワークを続けている。
アースマンシップの創立者で、プログラムのメイン講師です。

◆公益社団法人 日本環境教育フォーラム(JEEF)会員
◆NPO法人 自然体験活動推進協議会(CONE)トレーナー
◆自然体験活動指導者(NEAL)コーディネーター
◆ウィルダネス ファーストエイド(WFA)/Wilderness Medical Associates Japan (その他 アメリカ赤十字社のファーストエイドとCPR、日本赤十字社の水上安全指導員と救急員 受講済)
◆少林寺拳法、杖術(棒術の一種)、速読法  有段
◆2005年開催トラッカースクールジャパン(スタンダードコース)インストラクター

 


疲れ 傷ついている人には癒しを 迷い 何も感じなくなっている人には気づきを そしてすべての人には自分のヴィジョンを描くことのできる力を それらは 自然のリズムに身を委ね 大地の声に耳を傾け いのちの脈動に触れたとき 自分の中から沸き起こってくるもの 謙虚になり 心を静め 耳をすましてみよう 人が地球人として 最も自然に そして力強く生きてゆける道が見えてくるはず その道は楽しく 喜びに満ちたもの 私はアースマンシップを通して そういう生き方があることを伝え続けたいと思っています 子どもたちが光を浴びて 希望に満ちあふれた一日一日を送ることができますように そして すべての命がつながり 喜びと感謝に満ちた世界が来ますように

—岡田 淳—

岡田 直子(なおさん)

img_2681-e38390e383bce382b8e383a7e383b3-7 アースマンシップの全体およびプログラムのコーディネーター。
学生の頃から国際交流と異文化理解に興味があり、若い頃はカナダのブリティッシュ・コロンビア州でフェアートレードの仕事、帰国後は語学・国際関係の仕事をしていました。 現在は、本当に大切なことから目をそらさず、派手な花は咲かなくても、風や嵐に負けない、どっしり根を張ったアースマンシップでありつづけるために、日々仕事に励んでいます。いつかアースマンシップを名前通り地球人規模(International)に広げたいという夢ももち続けながら。 自然とつながることで見えてくる生命のすばらしさ、そして今日生きることが許されていることのすごさをみんなに知ってほしいと思っています。 私が大切にしているのは「祈る」「待つ」「楽しむ」こと。「食べること」と「料理をすること」と「人」が大好き。
プログラム・コーディネートと運営全般を担当しています。
アースマンシップの仲間 Café Toterraの店主兼料理人でもあります。

秋山 紀子(のんたん)

na_pic2 学生時代にアメリカのトラッカー・スクールを通じてアメリカ先住民の生き方や価値観を学んだことをきっかけに、自然と共に生きること、そして、そもそも生きること・生かされていることの意味を深く考えるようになりました。約10年間の外資系銀行勤務を経て、自分がなぜ生かされているのか、感じるままに旅をし行動していたらアースマンシップに辿り着きました。アースマンシップでは、多くの人と一緒に、人間も自然の一部なんだと心から感じながら生きることのすばらしさを体感し続けていきたいです。 大切にしていることは、普通の毎日をていねいに暮らすこと。当たり前の中に幸せがたくさんあると感じています。
副代表理事で、プログラムの他に、運営事務や経理を担当しています。

纐纈 あや(あやさん)

小さな頃から自然の中で身体を動かすことが好きで、生来の好奇心・冒険心も手伝って、20代まで色々なことにチャレンジしたり、旅をしていました。そんな中で、自由学園の先輩である岡田淳さんが主宰するアースマンシップと出会い、プログラムに参加したり、子どもキャンプのお手伝いをさていただくようになりました。30代半ばで、上関原発建設に反対する祝島の人たちの暮らしを『祝の島』(ほうりのしま・2010年)というドキュメンタリー映画にしました。自然から逸脱する原発を利用しようとする凄まじい力と、山や海なしには成り立たない島人たちのささやかな暮らしが、海を挟んで対峙していました。この映画を製作して以来、「自らの内なる自然を取り戻す」「自然に倣う生き方」が、生涯のテーマとなりました。いつかこの地球上の生きとし生けるもの、太陽や風や水、この自然界にあるすべての要素が同じ重みで存在し、関係し合う世界を映像にすることが私の夢です。
2021年度から2022年度まで理事を、2023年度からは監事をつとめます。

秋元 浩治(あきもとさん)

人生で一番輝いていた日々は子どものときの夏休み。小5までは母親の実家のある新潟の里山で一日中魚釣りをして過ごし、小6から中2までは外房の砂浜で子どもたちだけのサバイバルキャンプをして輝く日々を送っていました。
アースマンシップのプログラムに初めて参加したのは2000年頃。きっかけは、勤務先のオフィスが平屋から21階に移り、大地から離れることに危機感を覚えたから。そこから大地と繋がれる場所を探しはじめ、大地の声を聴くキャンプで、奥多摩の風の谷にたどり着くことができました。
アースマンシップを通して、いま再び、少年時代と同じような輝く日々を体験できているのを感じます。いつかケアーテーカーの日々を送りたいと思っています。
2021年度から理事をつとめます。

大知 早恵(さえさん)

桑沢デザイン研究所を卒業後、レゴ社やコンビニにて商品開発携わる中で乳幼児の発達や身体についての勉強を始め、エサレン研究所にてエサレン®マッサージを学ぶため退職し渡米しました。その後、身体に関する様々な分野で研鑽を続けています。アースマンシップとは参加者として出会い、趣旨に賛同し今に至っています。
「ボディワークは、自分自身を知る旅であると同時に人生における生き方を考えるきっかけである」が私の考えです。自身では「ケアヌエヌエ」主宰しています。
「全体を学ぶ学校」の身体のプログラムを担当しています。

宇賀 達哉(うがっち)

e38186e3818ce381a3e381a1e38397e383ade38395e382a3e383bce383abe58699e79c9f 進路に悩む大学生時代に、自然体験というものをもっと知りたい、もっと深く関わってみたい、と思っていたときに、たまたま見つけたアースマンシップ。 そこで学んだのは、自然と人のつながりを感じることのすばらしさ、大切さでした。 それから社会人になってしばらくのブランクを経て、再びご縁を頂くことができました。 いつでも、どこでもアースマン! 日々の生き方の中で、地球人であることを感じ、大切なことに気づける洞察力を持って、アースマンの輪を広げていけるようになることが私の目標です。
2020年度まで理事をつとめました。

原 正代(まさよちゃん)

古来のものと現代、自然と都会の架け橋になりたいと思ってきた私にとって、アースマンシップはそれを可能にできる場所です。すべての人にあるがままのすばらしさを伝えていきたいと思っています。 大切にしたいことは謙虚であることと感謝の気持ちを忘れないこと。カナダのバンクーバーで暮らした時に触れた先住民の生き方に共感し、それ以来「Great Spirit(大いなる神)」とつながった生き方を探求中。 自然の中で遊ぶこと、土でものを作ること、いろいろな文化や空気や人に触れること、そして食べることが大好き。

岡田 光(ひかりくん)

料理すること、食べること、身体をつかって働くことが好きなことから始まって、食と農にまつわる社会の動きや変化に関心があります。
アースマンシップに集まる多様な人たちと、フィールドとなる自然環境のなかで、いくつになっても幅広い新たな学びを得られることを楽しんでいます。
同世代の若者にアースマンシップでの学びの面白さを伝えること、山梨での畑のお世話をすることを担当しています。
一緒に写っているのは ゆめちゃん。

田中 周子(ひろこさん)

自由学園卒業後、8年間、その幼児生活団・初等部の教育に携わり、美術指導にあたる。子どもの生活手仕事をテーマに執筆、講座、後援活動を続けている。
お座りできるセーター人形の生みの親。
著書に「わたしのセーターにんぎょう」「針と糸であそぶ」「型紙のない子育て」等
2022年まで監事をつとめました。

<協力メンバー>
Rukshini Nayomika(るくしに さん)

私はスリランカに生まれ、8歳の時に家族と共に来日しました。日本に住みながら、スリランカの家庭で育ち、異なる言語を使い、異なる文化に接してきました。文化や言語、それぞれの地域の社会の特徴はあり、それらの社会の中で生きる人々にそれぞれの色がある。しかし、人間として共通するものがあり、それは自然だと気づきました。森の中に色々な花が咲き、色々な植物が生え、色々な生き物がいる。その生き物が共に栄えるから森は美しいのです。日々の生活で、私達は自然の中で共に生きている生き物だと忘れる時もある。立ち止まって振り返り、自然の中に生きる私達だと再び思い出せる場所がアースマンシップです。アースマンシップの大切なメッセージを異なる文化にいる人達にも共有したいと思い、翻訳を担当しています。